水耕栽培できゅうりを栽培してみて…

キュウリ

こんにちは。「愛の戦士です」

短い期間でしたが水耕栽培できゅうりを栽培してみました。

2021年1月からビニールハウスを自作で作成して、完成したのが8月の後半でそこからの栽培スタートで11月に栽培終了しました。

わずか1か月半の短い間でしたが自分なりにかなりの好感触でしたので、この経験を活かして来年はシーズンインから栽培したいと思います。

ではどのように栽培したのか説明していきたいと思います。

きゅうりの種まきから発芽まで

種から発芽させる場合光が必要な品種と、光が必要ではない品種があります。

光が必要=好光性種子(こうこうせいしゅし)

光が必要ない= 嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

きゅうりは嫌光性種子になります。

なので発芽するまでは暗い場所で管理する必要があります。

スポンジからに発芽させる方法もありますが、トマトの栽培の時にうまくいかなかったので土から発芽させて少し大きくなったらスポンジに移植させる方法にしました。

興味のあるかたはこちらの記事も↓

水耕栽培でトマトを栽培してみよう

発芽の時からきゅうりは成長速度が早いです。

同時にピーマンとナスとトマトの種まきをしましたが倍ぐらい違い、次の日には見てわかるぐらい成長しているので育てていて楽しいです。

↓左下のきゅうりだけ発芽しています。

ここからもう少し大きくなったらスポンジに移植します。

定植

きゅうりの苗がある程度大きくなったらスポンジに移植して水耕栽培キッドに定植していきます。

トレイから苗を取り出して土をきれいに落とします。

土を落とした苗を穴あきスポンジに通して、専用のポットに入れて水耕栽培キッドに入れて完了です。

左から土を落として、穴の開いたスポンジに通して、専用ポットに入れる。

定植後↑

水耕栽培キッドの作り方はこちらから

肥料

大塚OATという水耕栽培専用の肥料を使っています。

大塚OTA肥料は粒子状のため自分で水に溶かして液体にする必要があり、果菜類用や葉菜類用など色々種類があり育てるものによって選べます。

それが面倒ならハイポニカという液体肥料がオススメです。

大塚OTAは約3種類の液体肥料を混ぜ、ハイポニカは2種類の液体肥料を混ぜます。

水を貯めてある水槽に液体肥料を入れてECメーターという肥料の濃度を測る機械で肥料の濃さを調整します。

(きゅうりはEC1.0~1.2)

成長

2021年8月31日

17株定植しました。

2021年9月7日

定植から約1週間後

きゃうりは成長が早いので誘引しました。

ロープを上から垂らして洗濯バサミで留めてあります。

成長が早いのは花が咲いてきました。

栽培方法は「1本仕立ての吊りおろし」でおこないました。

2021年9月18日

定植から約2週間後

そこそこ大きくなってきたので整枝をしていきます。

枝が次々に出てきますので、枝が込み合ったり葉が重なったりすると病気が出やすく、収穫量も半減してしまうのでずっと放任というわけにはいきません。

まず株元から5~6節までの子づるや雌花は、その後の株の生育にはよくないのですべてかき取るようにします。

矢印の先についている花は全てかき取る。自分は対応が遅かったです。

これでさっぱりしました。

2021年9月22日

定植から約3週間

成長にともない根っこも成長します。

根っこが成長していくと根詰まりがおきて排水がしずらくなり、パイプから水が溢れてきてしまいました。

なので試験的に根っこを短く切ってみました。

10cmほど残してカットしました。

成長に影響がでなければいいですが、大丈夫だろうと半分確信がありながらカットしました。

不思議な事にきゅうりの根っこからは「きゅうりの匂いがします。」

トマトとピーマンも根っこをカットしましたが匂いはしません。

水耕栽培だからこそ経験出来る事でした。

2021年9月25日

定植から約1か月後

実が大きくなってきました。

根っこ切った影響は今のところありません。

ここまで来るときゅうりの成長はものすごく早いです。

2021年9月29日

定植から約1か月と1週間目

初収穫です。

品種的にミディアムサイズで少し短めの太めで。

1番初めにしては上出来かなと、水耕栽培できゅうりを作れたというはじめの一歩がとても嬉しく感じました。

2021年10月8日

定植から1か月と2週間目

そこそこの収穫本数が出来てきて家庭では消費出来ないぐらいです。

肝心の味ですが自分が作ったものなのでそう感じたのかもしれませんが食べた第一声が

甘い』でした。

きゅうりなんですがもの凄く甘く感じ、さっぱりしているのに後から甘味が来るような、あまり食べた事がない味でした。

きゅうりの味が濃いって表現も出来ますが、自分の場合は甘いと感じました。

これが水耕栽培だからなった味なのか、品種がこの味なのかはわかりませんがとてもおいしかったです。

この後30本前後の収穫ができました。

しかし10月に入ってからは少し肌寒くなってきて苗に元気がなくなってきたので撤収しました。

秋きゅうりも数本栽培していたのでそちらは11月の上旬まで元気だったので、秋きゅうりとの違いを体験できました。

まとめ

短い期間でしたが、初挑戦の水耕栽培で栽培出来た事がなによりの収穫になりました。

きゅうりは成長するのに多くの水分を必要とします。

きゅうり自体も水分量95%とほぼ水分で出来ています。

なので水耕栽培とは相性がいいのではないのかなと思い挑戦してみましたが、初挑戦としてはまずまずの結果だったと思います。

ですが来年は、栽培方法だったり管理や肥料調整など細かく出来なかった事をして、味と品質のいいきゅうりを作りたいと思います。

2022年の今現在栽培しているキュウリの栽培記事です↓

最後までご購読いただきありがとうございました。

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