2022年の水耕栽培での改善計画の予定

水耕栽培

あけましておめでとうございます。

今年もING~現在進行形~をよろしくお願いします。

遅くなしましたが、新年のご挨拶をさせて頂きます。

2022年の水耕栽培に関する改善計画の予定をブログに記したいと思います。

さて、今年の計画はこちらです。

改善予定
  1. パイプの径を太くする
  2. 現在パイプが3列を4列にする
  3. 現在水1つの水槽を4つにする
  4. ネット販売と市場に販売
  5. 小さいハウスを建てる

以上の5つになります。

昨年の経験を踏まえた上で以上の事を行い栽培、販売の地固めをしっかりやる1年にしたいと思います。

昨年はハウス作りを1から行い夏野菜の栽培期間が短くなってしまいしたが、短いなりに経験した事の改善点を改善し、作業効率と生産と品質を向上させたいと思います。

それでは何故改善するのか説明していきます。

1,パイプの径を太くする

昨年の水耕栽培で夏野菜のトマトとキュウリとピーマンの栽培を行った際にパイプから水が溢れてしまう事がおきました。

その原因は根っこが想像以上に太く大きくなり、パイプ内の水の排水が出来なくなり、ポットの差込口から水が溢れてしまったのです。

普通は根っこは土の中にあるので見る機会がないので,初めて見た時はこんなに太く大きくなるものなのかとビックリしました。(キュウリの根っこはキュウリの匂いがします。)

その時の対策はかなりの勾配をつけて水を流れやすくした事と、根っこをカットし対策しました。

しかし成長は早いので毎回カットはしていられないので現在使用しているパイプの径が75Φ(直径75cm)なので100Φに変更します。

左、トマトの根っこ       中、キュウリの根っこ      右、成長したキュウリの根っこ

2, 現在パイプが3列を4列にする

今はハウスの大きさの都合でパイプのラインを3列で栽培を行っていますが、収穫量を多くするために通路は狭くなりますが4列にします。

問題なく栽培出来ていますが、4列にする事と「3,水槽を4つにする」にする事で排水に関してより効率よくリスクの少ない方法になると思います。

次で合わせて詳しく説明します。

3,水槽を4つにする

現在の水耕栽培キッドはこのようになっています。

給水列が2ラインで排水列が1ラインになっていて、しっかり流れを作るには勾配や給水の調整が必要で、成長に合わせて全体の微調整が必要になっていきます。

例えば給水側の勾配を上げたら排水側の勾配を少し下げるなど、少し面倒な事が発生しました。

給水が2ラインで排水が1ラインのバランスの悪さが原因と考えています。

なのでこのような下の図のような装置にしたいと思います。

水槽から青いホースで水を吸い上げてパイプに流し、白い矢印の方向に水が流れ、水槽に戻って行きます。

単純な考え方で1つのパイプのライン(約12m)に対して1つの水槽のになります。

上の図のような装置にする事によるメリットになると考えられる事はこちらです。

メリット
  • 生産量のUP
  • 給水と排水のバランス調整をしなくていい
  • 肥料の安定供給
  • 水温が上がりにくい
デメリット
  • 設備投資
  • 水槽への水の供給量増加
  • 肥料の使用量増加
  • 通路が狭い(自分のハウスの場合)

3ラインのパイプを4ラインにするので当然生産量は上がると考えられます。

先ほど説明しましたが給水と排水のバランスを考えなくてよくなり、1ラインのパイプの勾配だけでの調整で済むようになります。

肥料の安定供給ですが、これは自分の妄想であって実際は違うかもしれないので・・・・

給水の1ラインから排水の1ラインの流れなので、排水のラインに流れてくる培養液は給水を通った後に流れてくる事になりますよね?

って事は排水に流れてくる時には肥料が薄くなっているのではないのかな?と思いました。

なので1ラインだけで水槽に培養液が戻り、安定した養分の供給になるのかな?と思っただけなので話半分でお願いします。

これから春~夏に向かっていき気温が上がっていきます。それに伴い水温も上がっていきます。

水温が高くなりすぎてしまうと水中の酸素が少なくなり、根っこから呼吸が出来なくなってしまうので水温の上昇はかなり気になるポイントです。

なので水槽を4つにする事により水の量が多くなり、水が多くなる事だけで水温の上昇を抑えられるのではないのか?と思っています。

考え頂けるとわかると思いますが、ポットでお湯を沸かす時、水が多い時少ない時どちらが早く沸くと思いますか?

少ない時ですよね。

これは水温が上がらないって訳ではなく、今の水槽が1つの時に比べて水温が上昇しずらいのではないのかなという事なので、あくまで予想ですので。

もちろん他にも水温対策は必要になってくると思います。

以上が自分が考えるメリットで、当然デメリットもでてきます。

パイプを1ライン、水槽を3つ、ポンプ3つの設備投資になります。

大金ではありませんが3万円前後ぐらいだと思います。

水槽が増えるので水槽への水の供給量と回数が増えます。

水槽に水を入れる回数が増えるって事はそこに入れる肥料も増える事になります。

水槽が1つだったのが4つになるので今までの4倍ですね。

これは自分場合だけですが、パイプが1ライン増えるので通路が狭くなります。

それほど大きなデメリットではありませんが、手間が増える程度です。

以上が設備の変更点です。

ネット販売と市場に販売

昨年は少量ですがメルカリショップスに販売させて頂きありがたい事に、即完売で買って頂きました。

自分が作ったものが売れたのがとっても嬉しかったです。

なので今年も出品させて頂きます。

それに伴い他に販路はないかと、知り合いの農家さんに相談したところ地元の市場やスーパーに卸せるとの事でした。

その話を聞いて益々やる気が出てきたと同時に、品質のいいものを作りたい思いとそれには栽培技術や管理方法など自分自身のスキルアップもしていかないといけません。

みなさんに「うまぁ~」を届けられるように頑張ります。

小さいハウスを建てる

一番初めに建てた小さなハウスがあったのですが、大きなハウスを建てる時にスペースの都合で撤去してしまったです。

しかし小さなハウスならギリギリ建てられそうなスペースがあるので、再度小さなハウスを建てようと思っています。

小さいハウスでの水耕栽培の様子です。

このサイズのハウスで、部品は捨てずに残っているので立て直して同じような水耕栽培キッドを作って通年を通してのレタスの栽培をやりたいと考えています。

まとめ

以上が今年にやる計画になります。

やりたい事や妄想は広がるばかりですが、まずはやる事、やれる事をしっかり行い基礎固めにする1年にしたいと思います。

それでは2022年が皆様にとって最高の年でありますように!!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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