こんにちは。
愛の戦士です。
今回はトマトのメガネ【異常主茎】について説明していきます。
自分は現在水耕栽培でトマト、きゅうり、ピーマンの栽培を行っています。
その栽培中に今回説明するメガネ【異常主茎】が発生してしまいました。
自分なりに調べ、原因・予防・対策などを説明していきます。
トマト メガネとは? (異常主茎)
上の画像のように茎に切れ目があったり、その切れ目から奥が見えてしまう事をいいます。
まさしく主茎に異常発生です。
何故こうなってしまうかというと簡単に言えば「肥料が詰まってしまった」って事になります。
ホウ素不足による窒素過多で、日照不足で光合成が出来ないので窒素を消費しきれず、更に夜に高温が続くとなりやすくなります。
特に梅雨の時期になりやすいです。
この症状になってしまうと
最悪の場合は芯止まりが発生し、成長点がなくなったりそれ以上伸びなくなります。
茎から出る葉と次の葉との間隔が狭くなってきます。
さらに生育が遅くなり、実がつきにくくなったり肥大不良が発生しやすくなります。
メガネ(異常主茎)の原因
先ほど説明しましたが主な原因はこちらです。
※ホウ素とは微量要素の中ではめずらしく非金属元素です。主に植物の細胞壁を構成する成分で、根や新芽の生育を促進したり、細胞分裂や受粉に関わります。
ホウ素が不足すると根の伸長が抑制され、生長点や葉縁部の枯死してしまいます。
メガネ(異常主茎)の予防
梅雨の時期になりやすいのでこの時期の肥料を少なくしたり、肥料を薄くして調整する。
しっかり着果させる事により肥料が実にいくので肥料の詰まりを抑えられます。
ホウ素肥料の葉面散布は濃度障害が発生するのでオススメできないです。
メガネ(異常主茎)の対策
1番にやる事は葉かきだと思います。
葉かきをする事により草勢が弱くなり、水、肥料の吸収も抑えられます。
芯止まりしてしまう可能性があるので脇芽は取らず伸ばしましょう。
灌水を多くして肥料を薄めたりしましょう。
水耕栽培の時は肥料を薄める事は簡単です。
まとめ
梅雨の時期になりやすい症状です。
気温が高く、日照不足になりやすい条件にぴったりです。
ホウ素の葉面散布が出来ればかなり解消できると思いますが、難しいと思いますのでまずは肥料を少なめにして、しっかり実を付ける事から始めてみるのがいいと思います。
後は様子を見ながら葉かきをして、脇芽は伸ばしていき大丈夫なら取ってあげるようにしても遅くないと思いますよ。
お役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。