こんにちは。「愛の戦士」です。
今回は水耕栽培で葉物系で結球するタイプの白菜を育てみたいと思います。
水耕栽培で相性がいい葉物系の栽培は、たくさんの方がチャレンジしているのではないでしょうか?
主にリーフレタスなどの結球しないタイプの葉物野菜になると思います。
結球しないタイプの葉物野菜の水耕栽培のやり方の記事は多くみかけます。
しかし結球タイプの白菜やキャベツなどの水耕栽培の記事は意外と少ないのです。
なので白菜の栽培時期になったら水耕栽培で育ててみようとずっと思っていて、その時期になり栽培を開始したので途中経過を記事にしたいと思います。
種まき~発芽
2021年10月28日
白菜とレタスの種まきをしました。
土から始めてもいいのですが、芽出しをしてから土に入れると発芽率がよくなるので芽出しをしてから土にいれます。
白菜の種
レタスの種
芽出しのやり方は、容器の中に水をタップリ含ませたキッチンペーパーを下に敷いてその上に種を置きキッチンペーパーで挟みます。
その容器をラップでくるんで保温させて発芽するまで待ちます。
2021年10月30日
芽出しから2日後に芽が出てきました。
白菜の芽が出たところ
レタスの芽が出たところ
芽がでてきました。
芽出しのポイントは容器にラップをかけて保温させる事だと思います。
暖かい時期ならいいのですが、種には発芽温度があるので少し寒い時はラップで保温してあげればより発芽率が上がると思います。
2021年10月31日
芽が出てきたので土に植えていきます。
今年はこの時期でも暖かい日が続き、例年よりも平均気温が高く感じられました。
それが関係しているかはわかりませんが、1日で緑の葉が出るほど成長が早いです。
これを1つ1つ土に植えていきます。
白菜の土への植え替え後
レタスの土への植え替え後
このまま育てていき、少し大きくなったらスポンジへ植え替えます。
芽1つを1つのトレイの枠内に入れていくのでそれなりに面倒な作業になります。
自分の場合は管理が難しく、徒長などさせてしまったりと上手く出来なかったので、確実性のある土で発芽させて、ある程度大きくなってからスポンジに入れ替えるようにしています。
水耕栽培での種まきは水を含ませたスポンジに種を入れて発芽させるイメージだと思いますが、管理が出来き、上手に出来る方はスポンジで発芽させる方が格段に効率はいいのでオススメです。
定植
2021年11月16日
土に植え替えてから2週間後、少し大きくなってきたので水耕栽培キットに定植していきます。
トレイから苗を取り出し土を綺麗に落とします。
綺麗に落としたらスポンジに入れて、専用のポットに入れて水耕栽培キットに入れたら完成です。
レタスも同じ要領で定植します。
以上で定植は終わりです。
ここまでのやり方は過去記事の
と同じやり方なので興味のある方はご覧ください。
寒さ対策
寒さ対策になるかはわかりませんが試験的に試した事があります。
それは水温を上げる事です。
とあるYouTubeで水温を上げると育ちがいいという動画を発見しました。
その水温の上げ方は太陽光温水器というもので、簡単に解説すると水が通る管を太陽光で温めるというものでした。
このような設備は投資出来ないので何か温める事は出来ないか?と調べてたら温水ヒーターというものをみつけました。
業務用から小型のものまでたくさんの種類があり、性能も様々なので今の自分の栽培環境に合うものを選びました。
細かい条件にしてしまうと業務用になってしまうため、試験的なので以上の最低ラインの条件に満たす温水ヒーターを購入しました。
まず、温度センサーとは水温が上がり過ぎないようにするためです。
水耕栽培での適正水温は15°~25°ぐらいで水温が高くなりすぎてしまうと、水中内の酸素がなくなってしまうため作物が呼吸出来なくなります。
なので温度が上がり過ぎないように温度センサー付きにしました。
100ℓ対応は自分の水槽が100ℓなのでこの大きさにしました。
使用する水の量に合う大きさを選んでください。
安全カバー付きは温める部分がむき出しのものもあり、自分の水槽はプラスチックなのでその部分が触れ続けてしまうと溶けてしまのではないかと思いカバー付きのを購入しました。
空焚き防止とは温水ヒーターは水中内での使用となり水に浸けてない状態では使用しないようにと注意書きがあります。
水の冷たいものも温めるので機械はものすごい温度になるので、水が無い状態で温水ヒーターが稼働していると火事になったり大変な事になりかねないので空焚き防止付きにしました。
以上の条件を満たし購入したのがこちらです↓
水槽内の水の流れがあるところに設置します。
効果があるのかはのちに報告したいと思います。
成長
2021年11月22日
定植から約1週間後
少し大きくなってきました。
葉っぱに白い点々のまだら模様になってしまいました。
白斑病(はくはんびょう)だと思います。
晩秋から初冬にかけてなりやすく、雨が多いと多発し、肥料不足だと被害が蔓延してしまいます。
ベンレートを散布して、肥料を濃くして様子をみます。
2021年12月2日
定植から約2週間後
新しく出てきた葉には白斑病の症状はありません。
とりあえず拡散は防げたのかなと思います。
水温も順調に育っているので今のところ問題はないです。
2021年12月10日
定植から約3週間後
目に見えるぐらい大きくなっているのがわかりました。
例年の12月のに比べると暖かいので気温のおかげなのか、水耕栽培だからなのかはわかりませんがこの季節のわりには成長しているなと感じました。
2021年12月20日
定植から約1か月後
画像でもわかるぐらい成長していますよね?
中から巻き始めてきました。
こちらはレタスです。
レタスは写真を撮っていなかったので成長過程を載せる事ができませんでした。
育て方は白菜と全く同じなので、次からはしっかりと成長過程を納めます。
以上が現段階での白菜とレタスの育て方でした。
肥料
2021年12月20日までは大塚OATハウス肥料の1号、2号、5号を使用していました。
この肥料が切れたため今回は同メーカーのアミノハウスS1号、OATハウス2号、5号に切り替えました。
アミノハウスとは菜類向けのアミノ酸・有機酸入り肥料です。
1号とS1号があり
1号は果菜類、葉菜類、花き類に広く使用できる汎用型培養液処方です。
S1号はトマトの尻腐れやレタスのチップバーンなど、高温による生理障害が発生しやすい時期の果菜類、葉菜類に対応した培養液処方です。
水耕栽培の葉物用の肥料に切り替えたって事です。
まとめ
今のところは問題なく育ってくれています。
しかし今週に入ってから例年通りの冬の寒さがやってきました。
気になるのが水温で最近の朝の水温はとても冷たいです。
凍ってしまうまではいかないと思いますが、冷たすぎるようだったら温水ヒーターともう一つ付けようと思います。
それなりに大きくなってきたら続きを記事にしますのでよろしくお願いします。
今年も残りわずかですが、体調に気を付けていい年を迎えましょう。
2022年が皆様にとって良い年でありますように。
最後まで観覧頂きありがとうございました。
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