こんにちは。「愛の戦士です。」
現在、水耕栽培でミニトマトを栽培しています。
自作ハウスの作成の時間がかかってしまい栽培開始の時期が遅くなってしまい、8月の後半から定植しました。
2か月経過した今1番長いので約2m、第5果房まで出来ていて実が熟し始めました。
家庭菜園ならゴールデンウイーク前ぐらいにホームセンターなどでたくさんの種類の苗が発売されますので、その時期に始める方は多いと思います。
気温も段々と暖かくなってきて、グングン育ってくれます。
その時期に比べると段々と寒くなってくるので成長が止まってきますが、出来るところまで育ててみよう思っています。
では水耕栽培の場合どのように育てているのか、説明したいと思います。
トマトの種まきから発芽まで
種から発芽させる場合光が必要な品種と、光が必要ではない品種があります。
光が必要=好光性種子(こうこうせいしゅし)
光が必要ない= 嫌光性種子(けんこうせいしゅし)
トマトは嫌光性種子になります。
なので発芽するまでは暗い場所で管理する必要があります。
水耕栽培の場合、水を含ませたスポンジに種を入れて発芽させます。
室内で管理するしていたので、気温・水・光など色々調整しましたがうまくいきませんでした。
初めは全く発芽しません。
原因は時期が早かったのもありますが気温が発芽温度に達していませんでした。
トマトの発芽温度は約20°前後なので2月頃に種まきをしてもしっかり管理しないと発芽しませんよね。
発芽しない原因がわかたのでもう一度種まきをしました。
次は発芽はしたのですが徒長してしまいました。
↑ 茎の部分が白っぽく細くて長い ↑
原因は水の与えすぎと、日照不足だそうです。
スポンジに種を入れるので土と比べて水分量が多い事が原因と考えられます。
日照不足は発芽させるのに暗いところでの管理になるのに、日が当たるところに持っていくのは?とどうしたらいいのか考えました。
その結果、発芽させるまでは土で管理して、少し大きくなったらスポンジに入れ替える事にしました。
まずは芽出しをします。
芽出しとは初めから種を土に入れるのではなく、キッチンペーパーなどの上に種を置き水を与えて少し芽がでたら土に入れます。
芽で出しをする事によって発芽率がかなり上がります。
手間かもしれませんが芽出ししてから土に植える事をオススメします。
定植
苗がある程度大きくなってきたら、ポットに入れて定植していきます。
トレイから取り出したら苗に付いてる土を水で落とします。
穴の開いたスポンジに土を落とした苗を通して専用のポットに入れて水耕栽培キットに入れて完成です。
スポンジは安いのを購入して自分でカットしてもOKです。
左の画像から土を取って、スポンジに通して、ポットに入れた後です。
肥料
トマトの苗をポットに入れて水耕栽培キットに定植したら流す水に肥料を入れます。
水耕栽培の肥料で有名なのハイポニカです。
どんな野菜や花にも使用できる万能な肥料です。
すでに肥料が液体になっていて1液と2液を混ぜて使うようになっていてすぐに使用できます。
自分も去年まで使用していましたが、今年からは大塚OATハウスという水耕栽培専用の肥料を使っています。
肥料が粒子状になっているので水で溶かす手間があります。
作る肥料の量によって肥料と水を軽量しないといけないので面倒な人はハイポニカのほうがいいと思います。
大塚OATハウスにした理由は、コストと果菜類用や葉菜類用など色々種類があり、育てるものによって選べるという2つのメリットがあったので大塚OATに変えました。
詳しくはここから↓
トマトは果菜類(実がなるもの)になるので大塚ハウス1号、2号、5号を使用します。
各肥料を水槽に入れてECメーターを使い育てている野菜に合った濃度に調整します。
(トマトはEC1.0~1.2)
ECメーターとは水中の肥料の濃度などを測る機械で、目安程度のものです。
水槽の水が減ったら足して、その時に肥料も調整しながら足していきます。
設備投資が出来る人は自動混入機などもあります。
成長
2021年8月31日
35株定植しました。
2021年9月7日
定植約1週間後。
1部は誘引しないと倒れる大きさまでになり、第一果房に花が咲き始めました。
果房が出来始めたらトマトトーンの出番です。
トマトトーンとは着果、肥大、熟期を促進作用を有する植物ホルモン剤です。
詳しくはこちらから↓
2021年9月17日
定植約2週間後。
ここで問題が発生しました。
トマトの成長に伴い根っこ伸びてきます。
その根っこの大きさが想像以上で水耕栽培キットのパイプの排水が出来なくなってしまい、水が溢れてしまったのです。
パイプの大きさは変更できないので水が詰まらないようにするために実験もかねてある事をやってみようと思いました。
そのある事とは【根っこを短くしてみよう】でした。
枯れてしまったら申し訳ないと思いながらも今後のためにと思い、約10cmほど残してカットしました。
根っこの長さは1m以上はありました。
太さもあったのでこれだけ根っこが太いと詰まってしまいます。
まだ成長し始めたばかりなのでまだまだ大きくなるはずなので来年はもっと太いパイプにします。
一気に全部の根っこを切った事は怖いので2,3個の株だけ切って様子をみていきます。
2021年9月22日
定植約3週間後。
問題の根っこを切った事による成長への影響ですが、、、、
なんの問題もありませんでした。
なので全ての株の根っこをカットしました。
これにより今回は排水の問題が解決されました。
根っこが短い分、吸収率もいいんじゃないかなと勝手にいい方向に考えたりもしていました。
実も付き始めてきていい感じに育てくれています。
2021年9月30日
定植約1か月後。
大きな問題もなく育ってくれています。
ほとんどの株に実もなり始めてきてます。
まとめ
トマトは乾燥気味に育てる作物であまり水が多くないほうがいいそうです。
水耕栽培は常に水に浸かっている状態なので不安はありましたが、特に問題はなかったです。
育て方は1本仕立てでやっているので毎日の脇芽を探すのが日課です。
11月頃には寒くなって栽培も終わると思うのでその時期になったら、記事をアップしたいと思います。
ここで終わりたいと思います。
最後までご観覧していただきありがとうございました。
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